デジタルソリューションを通じてアウトソーシングを超えた存在へ デジタルソリューションを通じてアウトソーシングを超えた存在へ

当社は創業以来、設計開発を主力事業としてきました。特に自動車産業の設計開発技術においては、大手自動車メーカーをはじめとする多くのお客様から、長年に渡り厚い信頼を寄せていただいています。電気・ガソリンなど自動車の規格に左右されることなく、お客様の要求以上の製品を形にしてきた実績から、プロジェクト自体を当社で請け負う形態が半数以上を占めています。2021年からは従来の設計開発事業に加え、イノベーションセンターによる基礎研究、AI・AR分野の研究開発を推進することで、デジタル技術を活用し、顧客の潜在ニーズに応えるソリューション提案型企業「デジタルソリューション企業」を目指しています。

私は2022年10月、二代目社長として代表取締役に就任しました。創業者が掲げた「設計技術者が自らのために、ともに働き合う設計技術者集団の確立」という創業の精神はそのままに、新たな時代に相応しい企業として「人材教育」や「働きやすい環境」など、それぞれに適した施策を打ち出していきます。人材教育については、2022年に教育管理部門を立ち上げ、新人教育の期間を従来の3カ月から1年に延ばしました。お客様先で即戦力となる人材を育成すると共に、将来的にプロジェクトを牽引できるチームリーダーが生まれる土壌を形成しています。

加えて社員ひとりひとりにとって働きやすい環境を作るために、在宅勤務の推奨や可能な範囲での服装の自由化など、自分らしく働ける会社でありたいと考えています。私自身、ワイシャツ・ネクタイなしのラフな格好で拠点に赴き、社員と話す際も役職で呼ばれることなく互いを“さん付け”で呼び合うようにしています。こうした施策をトップダウンだけでなく、ボトムアップで施行できる壁の無い組織作りにも注力しています。

当社を志望してくださる皆さんには、チャレンジ精神を大切にしていただきたいです。社会には失敗を通じて学ぶことが沢山あります。お客様や同僚など周囲を尊重しながらのチャレンジであれば、私たちはあなたを心から応援します。当社も既存の設計開発事業に加えて、デジタルソリューション企業となるべく新たな挑戦の真只中。ぜひ私たちと一緒に、前向きなチャレンジを通じて成長していきましょう。