自動車の”かたち”をつくり、技術者としての土台を築く。

ボデー設計の現場で成長する、
アビストの技術者たち

安全性、走行性、デザイン性、コスト、法規。
ひと口にボデー設計といっても、技術者が向き合う条件は一つではありません。

アビストの技術者たちは、それぞれの立場で経験を重ねながら、車として成立する形をつくり上げています。

今回は、自動車ボデー領域に関わる4名に、仕事の魅力や成長環境、そしてこれからのキャリアについて聞きました。

01|PROJECT OUTLINE
ボデー設計を
通じて、
技術者としての
力を育てる

自動車のボデーは、車の骨格を担う重要な領域です。安全性や走行性、乗り心地といった車の基本性能に関わるだけでなく、デザイン性やユーザー満足度にも大きな影響を与える要素です。

また、ボデー設計の仕事は、3D-CADで形をつくるだけではありません。部品の役割を理解し、目標性能を満たすための検討や、部品にかかる力に対して安全性や強度を確保しながら、軽量化やコスト削減を実現する形状を考えます。周辺部品との成立性、生産性の確保、販売される国や地域ごとの法規を満足させることも必要となり、仕入先や関係部署との調整、お客様への提案・報告など幅広い力が求められています。

だからこそ、この領域には、若手のうちから技術者として成長できる機会があります。自分の担当部品を持ち、検討から調整、提案、出図までを一貫して進める。その一連の経験を積み重ねることで、設計者としての土台が築かれていきます。

02|MEMBER
若手、社員サポート、
主任、係長
それぞれの立場で
ボデー設計に
向き合う4名

川村 祥
Sho Kawamura
2024年入社/若手メンバー

1年間の研修を経て、ボデー設計に取り組む若手メンバー。配属当初は先輩のサポートのもと業務を進めていたが、現在は自身で多くの業務を進めている。関係者との調整やお客様への報告も任され、設計者として着実に成長中。

五十嵐 俊太
Shunta Igarashi
2021年入社/社員サポート

自身の設計業務に取り組みながら、メンバーとの面談や相談対応にも関わる。自分自身の失敗や学びを後輩へのアドバイスに活かし、設計者としてだけでなく、周囲を支える立場としても成長を重ねている。

齊藤 綾
Aya Saito
2012年入社/主任

設計業務を行いながら主任として後輩の育成にも関わる。持ち前のコミュニケーション力を活かし、人と人とをつなぎながらチームの円滑な連携を促進する役割を担っている。若手が相談しやすい環境づくりにも力を入れている。

岩本 英朗
Hideaki Iwamoto
2012年入社/係長

ボデーチームのマネジメントを担う。メンバーが一人で設計業務を進められるよう、報告・調整・説明力を含めた育成に取り組む。メンバーの課題を把握し、より良い育成の仕組みづくりにも取り組んでいる。

03|WORK
ボデー設計の魅力

Q. ボデー設計の仕事には、
どんな面白さがありますか?


最初は、設計というと、条件に沿って形をつくる仕事だと思っていました。実際には、販売される国や地域ごとの法規やコスト、周辺部品との関係など、考えなければならないことがたくさんあります。自分が関わったものが、実際に街中を走る車として目に見えることは、大きなやりがいです。


もともと車に特別詳しかったわけではありませんが、業務を重ねる中で、ボデー設計の奥深さを感じるようになりました。以前の業務で得た知識が別の案件で活きる場面もあり、経験が少しずつ自分の力になっている実感があります。自分の担当した仕事が車づくりの一部につながっていることも、この仕事の面白さだと思います。


ボデー設計は関わる部品や関係者が多く、設計業務だけでなく多方面との調整が求められます。形状変更一つにも他部署や工場、仕入先など多くの方との連携が必要です。さまざまな関係者と協力して意見をすり合わせながら、一つの形をつくり上げていく点に、この仕事ならではの魅力があります。


ボデー設計は、自動車の基本性能に大きく関わる仕事です。安全性、走行性、乗り心地、デザイン性など、ユーザー満足度に直結する領域でもあります。評価で問題が見つかり、大きく設計をやり直すこともありますが、そこから得た知見を次の開発に活かせることも、この仕事の面白さです。

REAL POINT
設計は、
形をつくるだけ
ではない

設計と聞くと、CADで形をつくる仕事をイメージするかもしれません。
しかし実際のボデー設計では、法規、コスト、周辺部品、評価結果、日程など、さまざまな条件を踏まえて判断する必要があります。
情報を整理し、関係者と調整し、必要な情報を正しく伝える。技術力だけでなく、伝える力も求められることが、ボデー設計の難しさであり面白さです。

04|TRAINING & SUPPORT
若手が安心して
挑戦できる理由

Q. 研修や先輩のサポートは、実務でどのように活きていますか?


1年間の研修では、自動車部品の設計業務を想定した個人課題やグループワークに取り組みました。お客様からの依頼を想定し、要件に対してどう動くかを考え、進捗を報告しながら進める内容です。実際の業務でも、依頼内容を整理して方針を考え、報告しながら進めていく場面が多く、研修で学んだことがそのまま活きています。


入社時は、図面も用語もわからない状態でした。そんな私に対して、チームの先輩が毎朝のミーティング時、クイズ形式で用語を教えてくれたことが印象に残っています。難しい用語も、前職の経験に合わせてわかりやすく説明してくれました。現在は私も同じように後輩に寄り添い、一人ひとりの理解度に合わせてわかりやすく教えることを心掛けています。


後輩から相談を受けた時、自分自身が過去に失敗した経験をそのままアドバイスに活かせることがあります。たとえば、報告のタイミングが遅れてしまった経験から、後輩には「余裕を持って上長に確認すること」を伝えました。自分の経験が、誰かの成長につながることも、社員サポートとしてのやりがいです。

SUPPORT POINT
未経験でも、
わかる言葉で
教えてくれる

齊藤が印象に残っているのは、入社間もない頃、毎朝のミーティングでクイズ形式で用語を教えてもらったこと。前職の経験に合わせてゲーム形式で説明してもらえたことで、専門用語が自分の理解できるものに変わったといいます。
未経験だからこそ、不安がある。でも、わからないことを一つひとつ聞き、理解できる言葉で学んでいける。そうしたサポートが、設計者としての第一歩を支えています。

05|CHALLENGE
報告・調整・
説明力が、設計者
を成長させる

Q. 実務の中で、難しさを
感じるのはどんな場面ですか?


自分が作業している内容は理解していても、それを報告する相手が同じ前提を持っているとは限りません。前提条件を共有しないまま話してしまうと、結果がうまく伝わらないことがあります。相手が何を知っていて、何を知らないのかを考えて伝えることの大切さを、日々学んでいます。


後輩の相談を受ける中で、自分の経験だけでは解決できないこともあります。相手が何につまずいているのか、どこで困っているのかを聞き出し、必要であれば上位者に共有する。相談を受ける立場になったことで、解決方法の引き出しが増えていると感じます。


若手が成長する上で大切なのは、自分の業務を整理して説明できる力です。設計業務では、仕入先や関係者との調整、お客様への報告など、話す場面が想像以上に多くあります。背景、日程、検討内容、周辺環境を整理し、相手に伝えられる人は成長が早いと感じています。

TECH / WORK POINT
報告も、
設計業務の一部

ボデー設計では、3D-CADで形をつくるだけでなく、仕入先への確認、関係者との打ち合わせ、お客様への報告など、多くのコミュニケーションが発生します。
何を目的に報告するのか。どの順番で説明すれば伝わるのか。背景や日程、検討内容をどう整理するのか。
設計者として成長するためには、技術的な知識だけでなく、相手に伝える力も欠かせません。

06|GROWTH & CAREER
若手から
リーダーへ
成長のステップが
見える環境

Q. それぞれの立場で、どのような成長を感じていますか?


最初は、設計は形をつくる仕事だと思っていました。今は、法規やコスト、周辺部品との関係など、多くの条件を考えながら進める仕事だと感じています。一つひとつの業務で学んだ材料や構造の知識が、別の部品を考える時に活きることもあります。知らない部品や法規にも積極的に挑戦し、経験の幅を広げていきたいです。


社員サポートとして、後輩の相談を聞く機会が増えました。自分が以前受けた指摘や失敗した経験を、後輩へのアドバイスに変えられることがあります。今後は、設計者として成長するだけでなく、人の上に立って指導したり、チームをまとめたりする立場を目指したいです。


未経験から入社し、今は主任として後輩の相談にも関わるようになりました。自分が先輩に支えてもらった経験があるからこそ、若手には「最初はわからなくて当たり前。まずは聞いて覚えればいい」と伝えていきたいです。相談しやすい環境をつくることも、自分の役割だと思っています。


メンバーには、まず一人分の設計業務を自分で完結できるようになってほしいと考えています。検討、日程調整、関係者との連携、報告、出図までを自分で進められることが第一段階です。その先に、後輩の相談に乗ったり、メンバーを導いたりする立場へと、少しずつ役割が広がっていきます。

CAREER STEP
1人でできる
設計者から、
周囲を導く存在へ

アビストでは、若手のうちから担当業務を持ち、検討、調整、提案、出図までの一連の流れを経験していきます。
自分の仕事を進める力。人に伝える力。周囲と連携しながら前に進める力。
その積み重ねが、技術者としてのキャリアを広げていきます。

07|TEAM CULTURE
相談しやすい
環境が、成長を
支えている

Q. 年次や役割が違っても、相談しやすい理由は何ですか?


作業に集中するときは集中しますが、休憩時間には趣味の話をすることもあります。普段からコミュニケーションを取っているからこそ、業務でも気軽に話しやすい関係ができているのだと思います。わからないことがあれば近い先輩に聞き、必要に応じてさらに上の方にも相談できます。


いろいろな年齢の方がいて、最初は近い年齢の人と話しながら、少しずつ上の方とも話せるようになっていく環境があります。気づいたら、年次の高い方ともフランクに相談できるようになっていました。そうした輪がつながっていることが、相談しやすい環境につながっていると思います。


若手と接するときは、安心して話せる雰囲気づくりを大切にしています。自分がすべてを教えられるわけではないので、内容に応じて「この人に聞いてみるといいよ」と、他のメンバーを紹介することもあります。誰もが自然に教えあえる。それがチームの良さだと思います。


チームとして成果を出すためには、メンバーが相談しやすい関係性が必要です。上から一方通行で伝えるだけでは、わかったつもりになってしまうこともあります。だからこそ、話しかけられた時にすぐ反応するなど、細かなところから話しやすい雰囲気づくりを意識しています。

08|MESSAGE
未来の技術者へ


設計の仕事は、想像していたよりもずっと広い仕事でした。最初はわからないことも多く、不安を感じる場面もありましたが、先輩に相談しながら一つひとつ経験を重ねることで、少しずつできることが増えてきたと感じています。知らないことにも前向きに挑戦していきたい人には、学びの多い環境だと思います。


若手のうちは、失敗することもあります。でも、その経験は必ず次に活きます。私自身も、先輩方に支えてもらいながら成長してきました。今度は自分が、後輩の相談を聞き、少しでも安心して挑戦できるように支えていきたいです。


最初は知識や経験の差に不安を感じるかもしれません。私自身も未経験からのスタートだったので、その気持ちはよくわかります。でも、最初はわからなくて当たり前です。まずは聞いて、覚えて、少しずつできることを増やしていけば大丈夫です。


設計者として成長するためには、技術力だけでなく、自分の考えを整理して伝える力も大切です。担当業務を一人で進められるようになり、その先で後輩や周囲と関わる役割へと成長していく。そうしたステップを一つずつ踏みながら、技術者として力を伸ばしていける環境だと思います。

ひとつの部品から、
ひとりの技術者が育っていく。

アビストには、
技術者として成長するための
多くの機会があります。
自分の担当部品と向き合うこと。
関係者と調整し、報告すること。
後輩を支え、チーム全体を
見渡すこと。

一つひとつの経験が積み重なり、
技術者としての力になっていく。
アビストはこれからも、
設計の現場で挑戦する
技術者の成長を支えていきます。